上質な輝きとなめらかな指通り。その人らしさを感じるオンリーワンなデザイン…。
人生の長い道のりを共に歩み、共に時を重ねていく大切なブライダルリングは、職人のこだわりと鍛造製法の良さを最大限にいかすことのできる、卓越した技術により生み出されます。
世界にたった一つの愛おしいリングを、二人の指先に…。
既成デザインを量産する一般的な手法とは一線を画し、一生ものと呼ぶに相当しいこだわりの製法と卓越した技術により、職人が一つひとつ美しく、そして丁寧に作り上げます。
鍛造製法へのこだわり
決して曲がらない強さ。磨くほどに増す輝き。そんなジュエリーをカタチにできる鍛造製法。熱を入れ、柔らかくした地金を叩いて鍛える鍛造製法と、それを加工するのに必要とされる高度な技術で、繊細で美しくも丈夫なジュエリーを作ります。
【極上の着け心地「内甲丸」】
指にかかる負荷や指通りのなめらかさなど、つけ心地にも配慮し、リングの外側だけではなく、内側にも丸みを持たせる「内甲丸」という仕上げにしております。
素材へのこだわり
柔らかく扱いの難しいゴールドとプラチナ。これらの素材を神戸で50年、この道ひと筋の確かな技術力で、美しく強い世界でただ一つのジュエリーに作り上げております。
ジュエリーは主に「鍛造」と「鋳造」の2種類の製法で製作されています。一般的なのは鋳造製法。金属を鋳型に流し込んで冷えて固まったものを研磨するもので、安価に大量生産できるのが強みです。一方、鍛造方法は上記の通り金属の塊を熱して叩き、伸ばして形を作っていくもの。鍛えられた金属は頑丈で変形しにくく、独特の美しさを持っていますが、加工には高度な技術が必要であるという特徴があります。
-
1地金を作る
1300度〜1500度の高温のバーナーで地金を溶かします。金属の塊を熱しては叩くの繰り返しでベースとなる金属を作ります。
-
2成形する
ベースの金属を熱し、ハンマーで叩きながら形を作っていきます。サイズを合わせ、ロウ付けと呼ぶ溶接方法により、リング状に成形します。
-
3削る
粗めのヤスリから細かい目のヤスリまでを使って削っていきます。外側はデザインに合わせ、内側は疲れにくいように丸く。
-
4磨く
表面を磨いて仕上げます。つるんとなめらかな鏡面仕上げや砂落としによるつや消し仕上げなど、磨き方によって表面の仕上げもさまざまです。
神戸の宝飾店で修行を積み、1968年に独立。神戸の地でオンリーワンのジュエリーを提供し続ける。その技術は業界で高く評価され、有名ブランドのデザイナーからも多数製作依頼を受けるなど幅広く活躍する。