上質な輝きとなめらかな指通り。その人らしさを感じるオンリーワンなデザイン…。
人生の長い道のりを共に歩み、共に時を重ねていく大切なブライダルリングは、職人のこだわりと鍛造製法の良さを最大限にいかすことのできる、卓越した技術により生み出されます。
世界にたった一つの愛おしいリングを、二人の指先に…。
既成デザインを量産するのではなく、全工程を一人の職人が丁寧に担当。手とシンプルな道具、技術だけ。鍛造製法により目で見える美しさ、目に見えないつけ心地を実現します。
鍛造製法へのこだわり
照井宝飾のジュエリーはすべて鍛造製法で作られます。高温バナーで熱を入れて地金を柔らかくし、ハンマーで叩いて鍛える製法です。繰り返し叩くことで、地金内の構造が均一になり、重量感のあるなめらかな仕上がりを可能にします。研磨したときにより輝きが増すのも大きな特徴。非常に高度な技術が必要です。
【極上の着け心地「内甲丸」】
研磨する際、リングの外側だけでなく内側にも丸みを持たせる「内甲丸」仕上げを採用。金属が指に当たる面積が少なくなり、指なじみがよく、疲れにくい指輪となります。着け外しの際も指通りがスムーズです。
素材へのこだわり
照井宝飾では主にゴールドとプラチナの素材を扱います。比較的柔らかく、扱いの難しいゴールドとプラチナを熟練の技で強固に上質な美しさに仕上げます。
ジュエリーは主に「鍛造」と「鋳造」の2種類の製法で製作されています。一般的なのは鍛造製法。金属を鋳型に流し込んで冷えて固まったものを研磨するもので、安価に大量生産できるのが強みです。一方、鍛造方法は上記の通り金属の塊を熱して叩き、伸ばして形を作っていくもの。鍛えられた金属は頑丈で変形しにくく、独特の美しさを持っていますが、加工には高度な技術が必要であるという特徴があります。
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1地金を作る
1300度〜1500度の高温のバーナーで地金を溶かします。金属の塊を熱しては叩くの繰り返しでベースとなる金属を作ります。
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2成形する
ベースの金属を熱し、ハンマーで叩きながら形を作っていきます。サイズを合わせ、ロウ付けと呼ぶ溶接方法により、リング状に成形します。
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3削る
粗めのヤスリから細かい目のヤスリまでを使って削っていきます。外側はデザインに合わせ、内側は疲れにくいように丸く。
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4磨く
表面を磨いて仕上げます。つるんとなめらかな鏡面仕上げや砂落としによるつや消し仕上げなど、磨き方によって表面の仕上げもさまざまです。
神戸の宝飾店で修行を積み、1968年に独立。神戸の地でオンリーワンのジュエリーを提供し続ける。その技術は業界で高く評価され、有名ブランドのデザイナーからも多数製作依頼を受けるなど幅広く活躍する。